Lake-side Wanderer

カテゴリ:随想( 4 )

釣り人

仕事場で釣り好きを公にしているのに、その話に同調してくれる人が見つからず、淋しい。
「釣りの何処が面白いの?」
「俺の友達に釣り好きの人いるよ。魚の引きがたまらないんだって。」
ごく一般的な反応の一つ、魚の引きどうのこうのは、まぁそれは楽しめる要素の一つであれど、
それが為に釣りをしている訳ではない、と思う。
「ほら、釣りの準備をせっせとして出かけてさ、湖畔で深呼吸なんかしちゃってさ。
そういうプロセスそのものからして・・・。」
「・・・ふーん、旅みたいなもんだね。でも俺はわざわざ遠い所まで釣りしに行く気は無いなぁ・・。」
ん、まぁ、旅って云えば旅なのか?自分の行き先は自分で決めるし、大いなる判断によってその日の釣果が決まるし。

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以前知り合った女性のお兄さんは、結構ヤンチャっぽい人だったのだけど、釣りが好きな人だった
(ハンティングなんかもする人でしたが・・)。野池で待ち合わせをした時、先に到着していたその兄さんは、
普段のヤンチャっぽい素振りをいっさい釣りをしている間は見せず、背中を丸くして釣りに没頭していた・・。
浮き釣りか何かでブルーギル釣ったりしていて。会うと「おう、来たか。」みたいにリラックスして挨拶して。
その姿、そのスタイルの哀愁たるや。僕は「この人憎めないなぁ・・。」と思いながら横で糸を垂れた。

釣りにおける平和。ポチャンと水面に波紋が立つ。風が吹く。鳥が鳴く。
魚が釣れる。魚が釣れない。腹が減る。陽が暮れる。帰宅願望芽生える。

俺はここにいる。時間の無駄な浪費ではない(と願う、と信じる)。何かを想い何かを感じている。感覚?感性?価値観?
形になる事だけがすべてではない。時にそれなりの孤独に陥りながら、自由な気分を少し味わって。


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ん?そうか、エキスパートじゃ決してないけど、こういうのが初心者にやさしくないのかなぁ・・。
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by STRUM0411 | 2009-12-22 17:53 | 随想

カンツリーマン

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唯、釣る事だけに特化してしまっている。そこにロマンは、無い。
肥大した醜い方面の固着した釣り欲がそこに足を向わせていないだろうか。
数釣り。今日俺は何匹釣った。それが偉い事だろうか。
大物釣り。今日俺はこんなでかいニジマスを釣った。釣り当てた。
パチンコみたいな話で厭だ。俺はそんなの好きじゃない・・まったく。
淋しいアングラーの寄り合い所、だとしたら俺はそこの一員だった。
釣りに対する、アングラー個人としての自信の無さ。その結果の管理釣り場。
俺は馬鹿だなぁ~、と思いながらフライキャスティングを続けていた。
2gくらいのスプーンを引く多くの彼らはほとんど釣れていなかった。
釣り慣れないオヤジアングラーは、死魚ばかりをリリースしていた。
俺はただ、狭い空を仰いでキャストを続けていた。
釣れてくれた鱒に俺は救われたんだ。
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by strum0411 | 2008-10-11 21:59 | 随想

ニンフの森

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    ニンフの森は何処にある

    ニンフの森にいざなわれ

    心を惑わす事もなく

    何ら望みは叶いはしない

    そんな事

    きっと思わなくて済むだろうと

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by strum0411 | 2008-03-30 23:52 | 随想

Something New in 2008

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保守的な発想や行動に落ち着いていないか。
避けられない喪失感だけを残す訳にはいかない。
HOPE。マンネリじゃない。円熟味を増したから、
愈々これに手を出す。

フライフィッシング。
人生は時に何か新しい事が必要なんだ。

まずは湖でやるフライフィッシング。
ルアーはずっと優先順位の高い趣味として継続してきた。
フライは魅力が無かった訳ではないが、あまりにルアーに夢中だった。
ルアーは止めないし、この先もずっと好きだろうと確実に思う。

フライの入る余地は、正直大いにある。
例えば陽が高くなった時の5/8ozプラグの無力感。
そこにフライな訳だ。

フライフィッシングに関する私事 :
知識・・・無し
道具・・・無し
予算・・・けっこう少ない
HOPE・・・(ワクワクしながら)拡大中


(画像は Fred Arbogast カタログより)
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by strum0411 | 2008-01-12 17:18 | 随想